サステナビリティ経営

TREホールディングスでは様々なステークホルダーに信頼いただけるよう、企業価値の最大化やガバナンス体制の強化を図っていきます。その上で、環境関連の多様なニーズに対応した「総合環境企業」として、サステナビリティ経営を実践してまいります。

TREグループのマテリアリティ(重要課題)・KPI

当社グループは「地球の環境保全に貢献する。」という企業理念を実践するために、優先的に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を特定しました。また、各マテリアリティに紐づくKPIを設定し、事業活動を通して解決を目指してまいります。

5つのマテリアリティ

事業を通じた社会課題の解決

高度循環型社会の実現

目指すべき姿

廃棄物処理・資源リサイクル事業の強みとノウハウを活かし、排出事業者の高度化する再資源化ニーズへ適正かつ的確に対応する

KPI

●2030年までに再資源化率93%以上を達成する

●2040年までに再資源化率94%以上を達成する

主な取り組み

・動静脈産業間連携等による資源循環スキームの構築
・設備改善の推進、高次選別拠点構想の具体化
・未利用資源の製品化、付加価値化
・廃プラスチックリサイクルの事業スキームの構築

事業を通じた社会課題の解決

脱炭素社会の実現

目指すべき姿

再生可能エネルギーの創出ならびに事業から排出される温室効果ガスを削減する
また、環境機器や技術の提供を通じて、社会全体の脱炭素化に貢献する

KPI

●2026年までに購入電力のCO2(スコープ2)について実質ゼロを達成する

●2030年までにCO2(スコープ1+2)2013年度比46%以上実質削減する

●2050年までにCO2(スコープ1+2+3)実質ゼロを達成する

主な取り組み

・森林経営と一体化した持続可能な木質バイオマス発電所の設置/運営
・事業活動に伴う温室効果ガス(CO2)排出量の見える化及びその削減に向けた施策の実施
・ステークホルダーへ向けた温室効果ガス(CO2)削減に寄与する環境機器、技術やサービスの提供

事業継続の基盤

働きやすい・働きがいのある職場環境整備

目指すべき姿

多様な人材がいきいきと安心して働ける、また一人ひとりが最大限の能力を発揮できる職場環境を実現する

KPI

●2030年までに男性社員の育児のための休暇※1取得率を100%とする

●2035年までに女性管理職数を2倍※2とする

●2030年までに労働災害度数率を全産業平均値(調査産業全体の平均値)と同水準とする

  ※1 育児のための休暇:育児休業または有給休暇をいう。
  ※2 2023年3月期16名から32名へ。

主な取り組み

・誰もが安全/安心/健康に働ける職場づくり
・ワークライフバランスの推進
・各種研修の実施や資格取得支援制度等による企業の持続的成長を支える人材の育成

事業継続の基盤

コーポレート・ガバナンス体制強化

目指すべき姿

サステナビリティ経営を推進するため、コンプライアンスをはじめ、健全で透明性の高いガバナンス体制を徹底する

KPI

●取締役会の実効性評価の年1回実施

●ガバナンスに関わる社内研修受講率100%とする

主な取り組み

・各種委員会設置による経営の透明性保持
・コンプライアンスの徹底に向けた研修の実施及び遵守状況の確認
・適切な情報管理及びリスク管理の実践

持続的な企業価値の向上

「総合環境企業」としてのブランド・認知度向上

目指すべき姿

お客様/取引先/株主/投資家から信頼され、お取引いただけるような取り組みの推進及び情報発信

KPI

●外部評価機関(ESG評価機関等)による評価を高める

主な取り組み

・適時適切な情報開示
・公平/公正なIR活動の実施
・ステークホルダーエンゲージメント


サステナビリティファイナンス

TREグループは「地球の環境保全に貢献する。」という企業理念を実践するために、日々企業活動を行っています。
2021年10月の会社設立と同時に公表した「中期経営計画」における「高度循環型社会」・「脱炭素社会」の実現を目指し、また、サーキュラーエコノミーへのシフトを加速させるべく、再資源化ニーズにも積極的に取り組むなど、私たちは様々な取り組みを進めています。

今般、当社グループの「事業を通じた社会課題の解決」に必要な資金調達を実施するに際し、事業活動の根幹に関連するKPIを設定した、サステナビリティ・リンク・ボンドを発行することにいたしました。

■お知らせ

■外部評価(セカンドオピニオン)PDF

サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワークについて、独立した外部機関である株式会社格付投資情報センターより評価レポートを取得しております。