リバー株式会社 川島事業所 設備設置状況のお知らせ
TREホールディングス株式会社
当社連結子会社のリバー株式会社(本社:東京都墨田区、代表:松岡直人、以下「リバー」)は、川島事業所(以下「当事業所」)のシュレッダー及び付帯設備の更新工事を行っておりますが、そのうちプレシュレッダー、エプロンコンベアー、シュレッダーの備え付けが完了いたしましたので、お知らせいたします。
1.更新の背景・取り組み
当事業所は、1969年の操業開始以来、都市部で発生する多様な廃棄物処理ニーズに対応してきました。しかし、近年は設備の老朽化に伴い、稼働率の低下や修繕費の増加等が大きな課題となっていました。こうした現状を踏まえ、リバーは競争力強化はもとより、全社最適の観点から各事業所の機能を明確化するため、大型シュレッダーをはじめとする各種設備の更新工事を進め、当事業所においては金属破砕分野に強みを持つ事業所へとアップデートを計っており、この度(2025年5月。本体は4月設置)シュレッダー及び付帯設備の備え付けが完了いたしました。今後建屋建設や選別設備の設置、試運転や調整を経て2026年度中の本格稼働を目指します。また、本更新により、当事業所の取扱数量は36,000トン/年から60,000トン/年まで向上いたします。
なお、更新期間中はプレス機を導入することで中間処理能力を維持し、破砕処理はグループ内の各事業所にて分担することで、通常の荷受け体制を維持しております。今回採用したシュレッダー設備はTREグループの富士車輌が担当しており、エンジニアリング部門と運用部門との密な連携を図るなどTREグループの強みを活かした取り組みを進めております。
リバーは今後も、高度選別による有価物の回収、および再資源化を成長戦略の柱に、各事業所の機能高度化とTREグループ内の連携強化を通じ、高度循環型社会、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
2.更新の概要
- 富士車輌製のシュレッダー本体
- シュレッダー本体及び付帯設備
事業所 |
リバー株式会社 川島事業所(埼玉県比企郡川島町戸守440番地) |
更新設備 |
生産設備(プレシュレッダ―、シュレッダー他)、建屋、付帯設備 |
取扱数量 |
60,000トン/年 |
稼働開始(予定) |
2026年度中 |
投資額 |
51億円 |
<本件に関するお問い合せ先>
TREホールディングス株式会社 IR広報部 03-6327-2622